杉山公園と城山公園の「河内おとこ節」対決!

はじめての・・・さんのページを引用させていただく。
河内おとこ節の中野区杉山公園バージョン

・右足出す 左手曲げ立て 右手伏せ伸ばし
・右足出し直す 手も指し直す
・左足出す 右手曲げ立て 左手伏せ伸ばし
・左足出し直す 手も指し直す

・右足引く 左手をかざし、右手は右横に伏せ伸ばす
・左足引く 右手をかざし、左手は左横に伏せ伸ばす

・右足出す /左足出す 両手左脇から ぐるりと回して
・右足出す /左足はずみで上げる 右手横に伸ばし、左手添える
・左足出す /右足出す 両手右脇から ぐるりと回して
・左足出す /右足はずみで上げる 左手横に伸ばし、右手添える

・右足出す 両手下から打ち上げる
・左足出す 両手下から打ち上げる

・右足出す 両手で山開き
・右足引き戻す 手を打つ チョン
・チョチョンが
・チョン
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たぶん、
これは芸者踊りの延長線上にある踊り。
歌詞は、チンピラっぽい男をマンセーする内容。
芸者踊りは客に媚びを売るのが本質(と書くと、芸者は芸を売るのが仕事で体や媚びは売りません!と小学生みたいなクレームを付けてくる人がいるけど、本当なのだから仕方ない。ウソだと思うなら原島 陽一氏の芸者に関する記述を見てね)。

では、この曲は、どういう風に媚びを売るかというと、ヤクザ、チンピラのふりをして媚びを売ります。
男子高校生がヤクザ、チンピラのふりをしたらマジ怖いけど、女子高生がヤクザ、チンピラのふりをすると、うんうん、まみちゃんかわいいよ、かわいいよ、となるわけです。
そういう高度な媚びの売り方なのです。

ここで、「河内おとこ節」のフリは、杉山と城山ではどっちがいいか?対決。
違う点は、Dの部分のみ。
城山のDは、四分音符4つ分、率直にポン、ポン、ポン、ポン、と手をたたく。
その時の足は、チンピラがよたったように、後ろに2歩、前に2歩戻る
です。

で、私は城山を支持したい。
杉山のDだと、無邪気な女の子になってしまう。「河内おとこ節」のチンピラマンセーの精神から外れる。 それに踊りにくい。
城山のは、じらすように、ポン、ポン、ポン、ポン、と4つ手を打ち、
パッと両手を山開きさせ、感情の解放をさせるのです。
ここが気持ちいい。
———————-追記————————-
ここまで読まれて、
何で盆踊りで男に媚びを売らなければならないんだYO!!
と思う人がいるかも知れない。

答えはこうだ。
江戸では徳川が盆踊りを禁止していた。
明治に入り解禁された。
なので、土着の盆踊りはない。
明治の庶民にとって踊りといえば芸者踊りだったにちがいない。
なので、芸者踊りの先生が盆踊りの指導者になる。
当然、先生の振り付ける踊りは、芸者踊りの流れをくむことになる。
なので、盆踊りのフリは、芸者踊りの流れをくむ、男に媚びるフリが多くなる、
と私は考えている。

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