この日は魚らんの盆踊りにおじゃましていた。魚藍坂下の交差点の一角だ。5分の休憩が終わり3、4曲踊ったところだろうか、エアコンのような冷たい風が流れてきた。暑く汗だくの体を冷やしてくれ心地よい。しかしその風がどんどん大きくなる。風が治まると遠くから雷鳴が聞こえてきた。ほどなく大粒の雨が降り出し盆踊りは中止。そして私はあらかじめ調べておいた大丸ピーコック三田伊皿子店へ逃げ込んだのである、あは~~ん♪
★ 07/27(土)18:30~20:00 港区高輪1-3-13 NBF高輪ビル前広場
よかった点 :1子供が司会者だった 2太鼓がなかった 3櫓がなかった 4足場がタイルだった 5PA、音出しがしっかりしていた 6同じ曲の連続がなかった
わるかった点:7~~区長が少しだけどしゃべった 8犬のクソの臭いがした
1子供が司会者だった
これはよかった、他の盆踊り会場も見習って欲しい。次は炭坑節です、とか原稿に書いておきそれを小学校低学年の女の子に読ませます。盆踊りの司会なんてこれで十分。これを大人がやると、おじさんだから気の利いたことを言わなければいけない風の邪念が入り面倒臭い話を聞かされる羽目になります。大人は緊急の時だけ出てくる。
「子供に司会者をやらせる」は画期的アイディアだと思う~
2太鼓がなかった
盆踊りは音の公害です。自分の楽しみのために他人に苦痛を強いる、は誰でもイヤでしょ。慢心はいけません。謙虚にならなければいけません。というわけで太鼓さんには泣いてもらいましょう。これがレクレーションとしての盆踊りを将来的に長く続けられる秘訣だと思います。
3櫓がなかった
これもいい。櫓を作っちゃうと「誰が櫓で踊るか」でスムーズな盆踊り進行が妨げられます。町会ごとで2曲ずつ踊るとか、櫓への上り下りで無駄な時間を食います。
[ めんどう臭いから、ここらで総評 ]
つまり、ここは、コンパクトな盆踊り大会のお手本ではないかと思うわけです。
太鼓ない、やぐらない、でも、PAと音だし機材さえしっかりしていればエレガントでスムーズな盆踊り進行が出来ますよと。
そういうお手本だと思うのです。