前回はhttp://tkbon.com/?p=1611で盆踊りに頻繁に出てくる「3歩前進4拍目は片足ヒョイ!」を論じたが今回はダンシングヒーローを論じてみたい。
ダンシングヒーローは1970~1980頃テレビの歌番組の歌手の後ろで踊っていたダンサー達のフリを思わせる。中央区的なフリは総じてこれ。
で、私がカッコイイと思うところは、腰をかがめ「ちょちょんがちょん」を2回やる部分。
右足の膝より右のところでちょちょんと2回手を打ち、すぐさま左足の膝より左のところに両手を持っていき最後のちょんを打つ。これを2回繰り返す。
たかが「ちょちょんがちょん」の作業でも、緊迫した状況で行うからカッコイイのです。
では、どんな緊迫した状況か?
ミニスカートをはいた女の子が、腰をかがめ、「ああ、おかあさんもうダメ。これ以上腰を落としたらスカートがずり上がっちゃう!パンツが見えちゃう!」という緊迫した状況での「ちょちょんがちょん」作業が緊張感を醸し出し、見る人にカッコよさを感じさせるのです。
踊るのであるならダンシングヒーローだからと手を抜かず、振り付け師の作意を汲み、ミニスカートをはいているつもりで踊って下さい。あなたの踊りがレベルアップします。
おじさんも女の子になったつもりで頑張ります。
つか、このフリはダンシングヒーロー以外でも使われているでしょうか?ご存じの方いたら教えて下さい。