それまでは前座のDJで、7時からメインのDJにバトンタッチします。
メインのDJはたぶん去年と同じ人だと思う。
ヤンキー的で口がよく回る。
去年はもっとヤンキーっぽかった。
今年は少しおとなしくなったか。
途中で会場に声かけをします。
「女の子はゲンキー!?」「イエー」
「男の子はゲンキー!?」「イエー」
面白いのが、
「お坊さんはゲンキー!?」「イエー」
と、会場にちらばっている仲間にも声かけをします。
普段から彼(あるいは彼ら)は仲間のことを「お坊さん」と呼んでいるのでしょう。
去年、会場に散らばっている「お坊さん」に聞いたところ、
彼らは鶴見大学の学生ではなく、總持寺の修行僧とのこと。
修行は1年で終わるが、さらなる勉強のため何年もいる人も多いとのこと。
たぶん彼らは全国に散らばっている曹洞宗の寺の跡取り息子。
皆さん知的で上品な顔をしています。私の質問にも丁寧に答えてくれました。
ただ、口のよく回るDJだけは暴走族みたいな顔をしてるんだけどねw
何とも大きなお寺で、びっくり。
日本にこんな大きなお寺があると初めて知りました。
去年も1日だけ行った。
今年も1日だけ。
他は全部自転車で行くのに、電車で行くのはここだけですわ。
たぶん鶴見の他の盆踊りは東京風だと思う。
が、ここのフリはことごとく違う。
炭坑節、東京音頭、花笠音頭、ことごとく違う。
たとえると、幼稚園の先生がシンプルに、スポーティーにフリを付けた、って感じ。
姑が「聡子さん、あなた山田家の家風をことごとく否定したいのね?」とか言いたくなる気分。
そして、總持寺の名を盆踊り界に知らしめたのがこの一休さん、動画リンク私が皆さんに驚いて欲しいのは、
・踊りのフリではなく、このフリと櫓との掛け合いを楽しみに沢山の客がやって来る
という事実です。
想像するに、
総持寺でも盆踊りをやろうということになった(アニメの一休さんの楽曲を使っているところを見ると、20年ぐらい前か?)
普通なら地元の婦人会等に依頼するのだろーが、総持寺は盆踊りを知らない修行僧に盆踊りを任せることにした。
これがあの従来のフリを無視した炭坑節、東京音頭、花笠音頭、の原因だと思う。
で、一休さん。
観客が「う~~~」とためて「ハイ!」でジャンプするのはアイドルおたくの応援方法だと思う。
つまり、一休さんのフリを考えたのはアイドルおたくの修行僧だった、と言い切っていいのだろうか?
★ 7/17-/19 鶴見 總持寺 17:30~21:00 雨天中止
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